エンジニアナカヒラは橋梁・鉄骨の溶接工事や橋梁の補修工事を行っています。
ここでは、創立以来培ってきた当社の技術をご紹介します。
板桁や箱桁は一般的にウエブのほうが板厚が薄く、残留応力やウエブへの配慮により、上下フランジの溶接後にウエブの溶接が行われます。なお、上下フランジの溶接は、上下フランジ同時溶接が理想です。
鋼床版桁でUリブの溶接がある場合は、鋼床版の溶接および非破壊検査が終了した後に行います。
鋼橋脚の柱の水平継手は、図1の様に溶接変形を防止するために対称溶接を行うと良いです。また、梁については、図2に示す様に2通りの溶接順序があり、溶接方法、板組、キャンバーへの変形を考慮して溶接順序を選定します。
ただし、フランジとウエブの板厚が大きく異なる場合は、板厚の厚いほうから溶接します。